研究内容

臨床研究

1. aAVC-WT1医師主導型治験

免疫細胞治療研究チームでは、aAVC プロジェクトの最初のパイプラインとして急性骨髄性白血病など様々な腫瘍に発現する抗原としてWT1抗原を用いたaAVC-WT1の開発を進めてきました。臨床治験を開始するにあたって、2011~2017年にわたり計17回の医薬品医療機器総合機構(PMDA)との薬事戦略相談を行いました。そして、東京大学 医科学研究所 附属先端医療研究センター 血液腫瘍内科との共同研究でaAVC-WT1を用いた「難治性、再発性急性骨髄性白血病患者を対象とした医師主導治験第一相試験」を2017年より開始し、2020年に終了しました。現在、aAVC-WT1の第二相試験(MRD陽性の完全寛解または部分寛解の急性骨髄性白血病・高リスク骨髄異形成症候群を対象としたaAVC-WT1療法の第Ⅱa相試験)を東京大学 医科研、千葉大学、香川大学の血液腫瘍内科と共同研究で2021年より進めています。

2. AMEDワクチン拠点・サポート機関(ヒト免疫)

山本センター長を代表とするAMEDワクチン拠点・サポート機関の研究グループの中で抗原特異的T細胞応答の解析を担当しています。

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