研究内容
当研究室では、免疫の司令塔である樹状細胞に焦点をあて、自然免疫-獲得免疫-記憶免疫の連鎖機構の解明、疾患病態における免疫異常、破綻に関する研究を行っています。同時に基礎研究の成果を踏まえ、がんや感染症などの難治性疾患の予防や治療法の開発研究を推進しています。
研究内容トップニュース
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2024年9月6日
理化学研究所 2024年9月6日プレスリリース「薬剤耐性を介した免疫原性ネオ抗原の機能性促進-ベムラフェニブ耐性ARID1A欠損腫瘍における抗腫瘍効果 -」の件が掲載されました。 (プレスリリース)
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2024年9月4日
論文 "ARID1A-Deficient Tumors Acquire Immunogenic Neoantigens during the Development of Resistance to Targeted Therapy." が、『Cancer Research』に掲載されました。
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2024年2月8日
理化学研究所プレスリリース 2024年2月8日「免疫療法によるがん抗原拡散機構-複数のがん抗原を標的とする多価ワクチン治療法の開発-」の件が掲載されました。
(プレスリリース) -
2024年2月1日
論文 “Tumor epitope spreading by a novel multivalent therapeutic cellular vaccine targeting cancer antigens to invariant NKT-triggered dendritic cells in situ.” が、『Frontiers in Immunology』 に掲載されました。
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2024年2月1日
総説 “NKT-Licensed In Vivo Dendritic Cell–Based Immunotherapy as Cellular Immunodrugs for Cancer Treatment.” が、『Critical Reviews in Oncogenesis』 に掲載されました。
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2023年10月30日
論文 “Zeb2 regulates differentiation of long-lived effector of invariant NKT cells.” が、『Communications Biology』 に掲載されました。
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2023年9月4日
研究開発課題名「多機能性免疫誘導を有する新規ワクチンモデリティ「人工アジュバントベクター細胞(aAVC)」技術による感染症ワクチンの開発」が「国立研究開発法人日本医療研究開発機構 先進的研究開発戦略センター(AMED SCARDA)の 令和5年度「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業(一般公募)」に採択されました。
(詳しくはこちら) -
2023年7月3日
理化学研究所プレスリリース 2023年7月3日「がんに対するaAVCワクチンとIL-2の併用療法を開発-進行期がん免疫療法における効果の長期増強が期待-」の件が掲載されました。
(プレスリリース) -
2023年7月
論文 “Combination of cancer vaccine with CD122-biased IL-2/anti-IL-2 Ab complex shapes the stem-like effector NK and CD8+T cells against tumor.” が、『The Journal for ImmunoTherapy of Cancer』 に掲載されました。
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2023年6月24日
本研究室 三瓶 杏さんが 第15回日本血液疾患免疫療法学会学術集会 において若手奨励最優秀賞を受賞しました。
(IMS News) -
2023年5月16日
論文 “Detection of mutant antigen-specific T cell receptors against multiple myeloma for T cell engineering.” が、『Molecular Therapy. Methods & Clinical Development』 に掲載されました。
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2023年3月23日
理化学研究所プレスリリース 2023年3月23日「理研栄峰賞、理研梅峰賞の授与について-人工アジュバントベクター細胞投与による免疫の活性化-」の件が掲載されました。
(プレスリリース) -
2023年2月10日
総説 “Natural Killer T and Natural Killer Cell-Based Immunotherapy Strategies Targeting Cancer.” が、『Biomolecules』 に掲載されました。
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2023年1月
国立病院機構(九州がんセンターおよび名古屋医療センター)との共同研究の術後非小細胞肺癌を対象としたNKT細胞療法(第II相試験)に関する論文
“Augmenting granzyme B-expressing NK cells by iNKT ligand-loaded antigen-presenting cells in patients with post operative early stage non-small cell lung cancer: Results of a randomized phase II study.”が、『ImmunoHorizon』に掲載されました。 -
2023年1月11日
理化学研究所 「細胞製剤でがんの免疫療法を実現へ(クローズアップ科学道 2023 研究最前線)」の件が掲載されました。
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2023年1月1日
理化学研究所 「細胞製剤でがんの免疫療法を実現へ(RIKEN NEWS WINTER 2023 No.484)の件が掲載されました。
(プレスリリース) -
2022年11月29日
総説 “Association of cellular immunity with severity of COVID-19 from the perspective of antigen-specific memory T cell responses and cross-reactivity.” が、『Inflammation and Regeneration』 に掲載されました。
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2022年9月26日
日経バイオテク 「理研、人工アジュバントベクター細胞のAMLに対する第Ⅰ相試験で一定の有効性」の件が掲載されました。
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2022年9月24日
理化学研究所プレスリリース 2022年9月24日「人工アジュバントベクター細胞投与による免疫の活性化-白血病患者に対する医師主導治験第Ⅰ相試験の成果-」の件が掲載されました。
(プレスリリース) -
2022年9月
人工アジュバントベクター細胞の最初のパイプラインであるaAVC-WT1の第I相試験に関する論文
“Reinvigoration of innate and adaptive immunity integrated via cellular immunotherapy for relapsed and refractory AML.”が、『Molecular Therapy Oncolytics』に掲載されました。 -
2022年6月23日
CBS News サイト 「Scientists probe Japan’s remarkable COVID success in hunt for new vaccine to protect some of the most vulnerable」の件が掲載されました。
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2022年5月
人工アジュバントベクター細胞の新しいパイプラインaAVC-CoV-2 に関する論文
“A single immunization with cellular vaccine confers dual protection against SARS-CoV-2 and cancer.”が、『Cancer Science』 に掲載されました。 -
2022年3月
人工アジュバントベクター細胞の新しいパイプラインaAVC-NY-ESO-1に関する論文
“Cancer immunotherapy using artificial adjuvant vector cells to deliver NY-ESO-1 antigen to dendritic cells in situ.”が、『Cancer Science』 に掲載されました。 -
2022年3月
Newton 3月号 「新型コロナの「ファクターX」の一つを解明」の件が掲載されました。
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2022年3月
Voice 3月号 「ウイルス防衛の鍵はキラーT細胞だ」の件が掲載されました。
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2022年2月26日
総説 “Identification of Neoantigens in Cancer Cells as Targets for Immunotherapy.” が、『International Journal of Molecular Sciences』 に掲載されました。